黄昏の詩

 

 

写真をやりたいと思って、初めて撮った写真です。岡山県倉敷市の鷲羽山の夕暮れです。30年前の昭和50年頃、まだ自分のカメラを持ってなかったので、人から借りて撮ったのを憶えています。

小さな松の木の下に展開される一瞬の黄昏のドラマです。その後鷲羽山は、目の前に瀬戸大橋が架かり、景観がすっかり変わってしまいました。先日30年ぶりに訪れてみましたが、木々も成長してすっかり大きくなり景色も雰囲気も変わって、どの場所のどの木だったのかよく分かりませんでした。

岡山の写真集団「Z」の斉藤さんのすすめで応募した第1回「視点」で入選した作品です。

カメラ:アサヒペンタックスSP、フィルム:トライX

 

 

 

 

HOME  プロフィール  山上美術館